Monthly Archives: 10月 2022

七郷堀をたどって(1)

2022年10月31日 気になっていたご近所の側溝。

地図で調べたら、伊達政宗の時代に作られた七郷堀だった。
(2022年9月1日の投稿「調べてみたら面白い」で紹介)
近くのスーパーから広瀬川の取水口まで堀沿いに歩いてみた。(撮影日 2022年10月30日)

七郷堀は、広瀬川・愛宕橋下流の取水口から東に向かって掘られています。
伊達政宗が城下町を作った時代(1601~)に整備されたといわれ、農業用水として使われ米の増産がされました。
堀の名前「七郷」とは、この用水を利用していた村7つを指しています。

7つの村? 分かりません
南小泉、蒲町、荒井、六丁目、伊在、長喜城、霞目、荒浜
(荒浜・南小泉のどちらかを外して七郷としている記述もあります。)
こんな情報もあります。
明治22年(1889年)4月1日 – 町村制施行にともない、荒井村・伊在村・霞目村・蒲町村・長喜城村・六丁目村・南小泉村・荒浜の計8か村が合併して七郷村が発足。

スタート地点は、若林区役所南側の片道2車線・中央分離帯に歩道と掘割がある場所から。この地区は南小泉といいます。(撮影地点A)

写真奥から手前に水は流れています。道路の下を通り、スーパーマーケットの横を流れていきます。
中央分離帯の堀は奇麗に整備されていました。(撮影地点B)
今時期は、取水口が閉じられ水は流れていません。

ウルスラ学園と若林区役所の境辺りで、流れは北側歩道に出てきます。(撮影地点C)
区役所と公園(養種園跡)の間を流れ、さらに住宅地の間を流れています。

住宅地の細い道を堀に沿って進みます。(撮影地点D)
七郷堀・鞍配堀分水堰があり、広場になっています。(撮影地点E)
広い堀が七郷堀、狭い堀が鞍配堀です。

七郷堀と鞍配堀に沿って見事な桜並木が植えられ、花見を楽しむ場所として有名です。
こちらは、鞍配堀(あんばいぼり)の写真です。(撮影地点F)

「七郷堀をたどって(2)」へ続きます。

秋保大滝を見上げる

2022年10月20日 そろそろ紅葉が始まる季節です。

今日は、仙台市西部・秋保までプチツーリング。
秋保大滝は、秋保温泉から二口渓谷に向かう県道62号線にある駐車場が起点となります。
周りには、秋保大滝植物園、レストハウス、出店、秋保大滝不動尊があります。
2014年10月24日に投稿した秋保 紅葉(二口渓谷)も見ていただければ嬉しいです。

秋保大滝へは、不動尊から少し降りた展望台(滝見台)にいくのがベストです。徒歩10分で行けます。

滝つぼに行くのは、展望台から山道を行く方法(徒歩30分程度)、滝つぼ駐車場(数台分のスペースしかありません)から行く方法があります。
滝つぼ駐車場からは、10分程度で行けます。
大滝が近づくにつれ流れ落ちる水音が大きくなります。崖に設置された道は、急な階段やぬかるんでいる場所があり、足腰にきます。

紅葉はまだ始まっていませんでした。
本日の走行距離です。

TS式65mm屈折赤道儀P型、現役復帰!?

2022年10月2日 好天が続くので、布団干し。

ついでに愛用していた天体望遠鏡を虫干し。
1973年製造の優れもの。(約50年前に購入・・・凄い)
木製ケースに入れて持ち運べるコンパクトで高性能な望遠鏡です。
高橋製作所が製造販売した製品です。
元々は鋳物メーカーであった会社が作った赤道儀は堅牢でした。
レンズもセミ・アクロマート短焦点、極軸望遠鏡が組み込まれたユニークなものでした。

久しぶりにテラスに運びましたが、重い~
組み立ての手順が複雑・・・以前は簡単に出来たのに
小学校時代に本屋で買った「星座早見表」が入っていました。
・・・いろいろ書き込みがあり今でも利用できます。(60年前のもの!!)

覚えていますか。
2020年12月21日~22日にかけて、天文現象「木星と土星の大接近」が起こりました。
大接近は397年ぶり!次回の大接近は2080年、貴重な機会でした。
この望遠鏡の接眼レンズを通してスマホのカメラで撮影したものです。
通常は、一眼レフカメラをアダプターで接続して撮影します。
手元にあるカメラは、フィルムを装填して使う古い機材、もう使えません。
スマホの自動AFが邪魔をしてピントが合わず、更に露出も合いません。
木星の周りの衛星、土星の環がわかります。目視では、奇麗に見えています。
同一視野に木星・土星が見えていたのは感動モノです。
撮影日は、1枚目(2020/12/21 17:18) 2枚目(2020/12/22 16:50)です。