Monthly Archives: 9月 2022

お気に入りカメラ・DSC-XH30Vを分解

2022年9月13日 ブログ作成で使っていたソニー製デジカメが使えなくなった。

小型で持ち運びが楽、GPS付・パノラマ写真・光学ズーム20倍・etc・・・と良い事づくめ、お気に入りカメラである。

数年前から症状が出ていたコントロールホイールの暴走・・・カメラを傾けただけでSWが入り、チャタリングを起こした状態(ON・OFFが連続して発生)になる。
以前、カメラ購入店に持ち込んだが、メーカー保守期間が切れているとの理由で断られたいわくつき。

何とかだましだまし使ってきたが、「中秋の名月」撮影で力尽きてしまった。
妻に相談、お下がりの一眼レフカメラを頂いた。
オリンパスE-M10Ⅱ、ウエストポーチに入れて持ち歩いていたカメラに比べたら高機能すぎ!!!

愛着のあるソニーDSC-XH30V、自前で直せないかトライしてみた。
こんな時、インターネット上の情報量の多さには感心させられる。
DSC-XH30V分解・修理の記事が多数あった。参考にしながら分解。

基板上のコントロールホイール、上下左右のマイクロSWを清掃してみた。
基盤が少し浮き上がっていたので修正し、組み立て直して動作確認。
何と、復活!! 症状が出なくなっていた。

何かの原因で基盤がずれ、コントロールホイールのプラスチック部分とSWが接触していたのが原因か?
はたまた、マイクロSWの動作不良なのか?

次回からのブログは、ソニーとオリンパスカメラの共作に・・・

2022年 中秋の名月

2022年9月10日 今日は、中秋の名月。久しぶりに晴天になったので月見に行ってきた。

撮影場所は、仙台市と名取市の境にある名取川河口の堤防の上です。
右手が太平洋、名取市震災復興伝承館の一部が見えています。

中央の対岸には、最近できたレストラン・カフェ・産直販売を兼ねた温泉施設「アクアイグニス仙台」があります。
堤防では、釣りを楽しんでいる人たちがいます。ここは、汽水域なので大型の魚が釣れます。

左手は名取川上流、県道10号線閖上大橋が架かっています。

月の出時刻は18時8分であったが、水平線に雲があり確認できなかった。
数分後、雲間から赤い月が見えてきた。

10分もするといつも見慣れている明るさの満月になってきた。

東の空に満月、西の空は、ほんのり明るく閖上大橋の照明が点々と写っている。

散歩に来ている人も多く、海風が心地よい一時でした。

調べてみたら面白い

2022年9月1日 ご近所には、大きい側溝が多いことが気になっていた。

この付近は地盤が低く水が出やすいのかと思って、ハザードマップを調べてみたが大したことはなかった。一安心。
側溝の水は、夏場でも枯れたことがない。

どこから流れているのがGoogieマップでたどってみたら、伊達政宗の時代にたどり着いた。
この側溝は、伊達政宗の時代に作られた六郷堀・七郷堀と呼ばれる水路だった。

当時、米の増産のため作られた農業用水の堀であった。水は、広瀬川がら取水され堀を流れてる。
→こんな近くに歴史的な物があるとは・・・

散歩を兼ねて見学することにします。 →後日、アップしたいと思います。

<<< 六郷堀・七郷堀の歴史 >>>

伊達政宗が城下町を作った時代(1601~)
堀は農業用水として作られ米の増産が行われた。

1611年に大津波が発生、六郷・七郷地区に大きな被害が出た。
この時、七郷堀の整備が進んだと思われる。
→七郷地区(南小泉、蒲町、荒井、六丁目、伊在、長喜城、霞目、荒浜)
(荒浜・南小泉のどちらかを外して七郷としている記述もあります。)
こんな情報もあります。
明治22年(1889年)4月1日 – 町村制施行にともない、荒井村・伊在村・霞目村・蒲町村・長喜城村・六丁目村・南小泉村・荒浜の計8か村が合併して七郷村が発足。

六郷堀は、伊達政宗の居城として1628年に造営された若林城(現宮城刑務所)の堀に続いている。
→六郷地区(沖野・飯田・日辺・今泉・種次・二木)

伊達政宗が死ぬと、その霊廟である瑞鳳殿造営にともなう移転によって、予定地そばに住んでいた染師(染物職人)は2か所に移転させられた。城下中心に近い上染師町と、南東に外れた南染師町であった。南染師町に移った染師は七郷堀の水を染色に用いた。

細かな流路について江戸時代の記録はないが、明治時代初めには、小泉堀、荒井堀を分けた後、さらに北か北東に流れつつ、院主堀、岡田堀を分け、舟挽堀に合流した。これらの分流は、いずれも七郷堀の右岸方向、東に向けて分かれた。

七郷堀の取水場所の少しばかり川下に六郷堀の取水場所があった。そのため渇水時には六郷堀に水が入らなくなり、水争いが絶えなかった。そこで1954年に愛宕堰を設け、ここから一つの水路に導き、途中で分水する形に改めた。