史跡陸奥国分寺跡(薬師堂)

2021年11月14日 仙台市内にある薬師堂へ。

仙台市地下鉄南北線の薬師堂駅から徒歩数分の所にあります。ここは、陸奥国分寺があった場所です。陸奥国分寺は日本最北の国分寺。境内には国の重要文化財である薬師堂、宮城県指定有形文化財である仁王門、仙台市登録有形文化財である鐘楼・准胝観音堂があります。

薬師堂は、伊達政宗公が慶長12(1607)年に再建された仙台最古の木造建築物で、5間四方の素木造り。屋根は単層入母屋造(いりもやづくり)本瓦葺(ほんかわらぶき)の建物で、桃山時代の最後の様式とされています。
正面に見えるのは、仁王門。
薬師堂が創建されたときに建立されたと伝えられているもので、 阿形と吽形の一対の金剛力士像が安置されています。 旧陸奥国分寺南大門の位置に当たり、礎石は南大門のものを利用したものと考えられています。

※仙台観光情報サイト「せんだい旅日和」を参照しました。

仁王門を通った山門の左右には、大きな銀杏の木が印象的です。

山門の右側には、仙台市登録有形文化財である鐘楼があります。

薬師堂は、伊達政宗公が慶長12(1607)年に再建された仙台最古の木造建築物で、5間四方の素木造り。屋根は単層入母屋造(いりもやづくり)本瓦葺(ほんかわらぶき)の建物で、桃山時代の最後の様式とされています。

薬師堂の西側には、准胝観音堂と松尾芭蕉句碑があります。
芭蕉は、薬師堂にも来ていたんですね。

句碑には、「あやめ草足に結ばん草鞋の緒」と刻んでいます。

仁王門の近くには、史跡陸奥国分寺・尼寺跡ガイダンス施設があります。

この施設では、国分寺と国分尼寺の創建や、今から千百年以上も前の平安時代に起きた貞観地震を経て、寺やこの地域が復興するまでの歴史等を、パネルや発掘調査の出土品を展示して、わかりやすく紹介しています。

今日は、日曜日とあって見学者やスケッチをする人、七五三のお参りに来ている人などが多くいました。

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