Monthly Archives: 8月 2013

海霧の碁石海岸

2013年8月7日 海霧体験ツーリング・・・になりました。

海霧(うみぎり、かいむ)?
「暖かく湿った空気が、冷たい海面に接することで生じる霧で 、特に移流霧として陸上に達する濃霧。」

今日の行程は、仙台から東北自動車道水沢ICを経由して、途中道の駅種山ヶ原に立ち寄り大船渡まで。

大船渡からは国道45号線を陸前高田・気仙沼経由して仙台まで戻ることに。
大船渡で最初に立ち寄ったのは道の駅「さんりく」。

仙台を出たのが10時近くだったので昼食を頂くことに。
ここで有名なのが、食事処「浜どこ」の海鮮ラーメン。

さんりく浜どこセット(浜どこラーメン+ミニねぎとろ丼)を注文。

ミニねぎとろ丼・・・意外とボリューム感あり。
浜どこラーメン・・・海鮮の旨みたっぷりの塩味で大満足。
(かに・えび・ホタテ・?貝・わかめ・昆布・天草・・・)

満腹になった所で、出発。県道9号線に回って海岸線を大船渡市内へ。
海に霧が出ているのを発見。陸側に流れ込んでいる。

南リアス線甫嶺駅付近、防波堤の工事中でした。

南リアス線恋し浜駅付近 県道9号線と国道45号線の十字路を左折。
この辺りが大船渡港です。

大船渡湾ホテル丸森(国道45号線)付近 国道45号線左側に「碁石海岸」の大きな案内板が出ています。
ここを左折10分ぐらいで「碁石海岸」到着。

「おもいで岬」の歌碑が・・・・さすが、新沼謙治・大船渡出身!!

碁石海岸は「国指定文化財」・・・知らなかった!!
見学コースの入り口に看板。ここでも3.11の影響か?

霧で見通しが悪くなってきましたが、・・・幻想的な風景。

墨絵を見ているような海霧でけむる松林です。

海面が霧で見えず、波の音だけが聞こえてきます。

「碁石海岸」を出発して国道45号線に出ると陸前高田市にはいります。
ここは3.11震災で沢山の方が亡くなった地区です。
道の駅高田松原は震災当時の状態で残っています。
見学者が多く訪れ、地元のボランティアさんがガイドをしていました。

駐車場だった所に慰霊碑が有ります。

付近の道路は、ダンプカーの大渋滞が発生しています。数か月前に来た時はほとんど見かけなかったのですが、ようやく復旧工事が始まった感じです。

宮城県側に入り気仙沼市を過ぎると道の駅「大谷海岸」があります。
ここも震災で流され仮設で営業しています。ちょっとここで水分補給をしましょう。
入り口に七夕飾りが・・・今日は8月7日仙台七夕でした。

志津川を通って三陸自動車道で仙台へ。

本日の走行距離・燃費です。

笹谷峠

2013年8月5日 祝・梅雨明け、銀翼の運動不足解消第2弾、笹谷峠へ。

仙台から山形まで山形自動車道を高速巡航。帰りは国道286号線で笹谷峠越え。
国道と言っても笹谷峠は、車重と車長の制限があることに加え、冬期は閉鎖される難所、物好き以外は山形自動車道の笹谷トンネルを利用します。

坂道・急カーブ・道幅が狭いのと木で囲まれた道は湿った落ち葉で滑りやすい最悪の道。
物好きの方、お試しあれ。


峠から山形方面は晴れていたが、宮城県側は雲で覆われている。

雲が宮城県側から山形県側に流れている。

帰り道、みちのく杜の湖畔公園向かいのお店で休憩。

にぎやかな看板の中に発見。
「玉こん 5個100円」早速、頂きます。

本日の走行距離・燃費です。

涌谷城跡

2013年8月2日 梅雨の晴れ間、銀翼の運動不足解消のため、県北をぶらり。

仙台から利府バイパス・県道40号線・道の駅「おおさと」を経由して、佐沼街道(国道346号線)を北上。
涌谷町でお城発見。
と言うことでちょっと寄り道。

坂を上って駐車場に入ると「涌谷神社」の石碑と案内板が。

敷地の左側に階段が有り、その先が社殿になっていました。

右側は散策道になっており、天守閣が見えます。

<涌谷城跡>
天正19年(1591年)、亘理城から亘理重宗が入城し、以降涌谷伊達氏の居城となりました。もとは南北朝時代、奥州探題として下向してきた大崎氏の配下、涌谷氏の居城でしたが、大崎氏が豊臣秀吉の小田原参陣を拒否したため滅ぼされ、一時は豊臣家の家臣、木村氏の居城となりましたが、大崎・葛西氏による一揆が発生し、その鎮圧後は伊達領となり、亘理氏が治めることになりました。
涌谷城が近世城郭として整ったのは二代城主重守の時代で、三代定宗の時代になって完成しました。この頃、亘理氏は伊達姓を名乗るのを許され、明治維新まで亘理伊達氏が続きました。涌谷城も明治維新まで存続していましたが、新政府によって涌谷県庁が建てられ、石垣と隅櫓を残し取壊されてしまいました。
ここは、天守閣を模した涌谷町立史料館でした。涌谷伊達氏の寛文資料や長根貝塚・追戸横穴古墳群からの出土品などが展示されています。

資料館の隣は、隅櫓(太鼓堂)です。
天保4年(1833)の再建といわれ、屋根には伊達一門の象徴の鯱(しゃちほこ)があげられています。石垣とともに藩政時代を偲ばせる貴重な遺構です。(町指定文化財)

現在、涌谷城跡は城山公園と呼ばれ、桜の木々が植えられ桜の名所として知られています。
ここからは涌谷町が一望できます。