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慶長使節船「サン・ファン館」へ(1)

2015年11月5日 2日続きの晴天、風もなく暖かい1日。

今日は、石巻市にある宮城県慶長使節船ミュージアム「サン・ファン館」までツーリング。
ここには、400年前、支倉常長らの慶長使節を乗せ太平洋を往復した帆船が展示してあります。

ゲートを通り抜けると円形の広場(サン・ファン広場)に出ます。

そのまま海に向かって階段を進むとサン・ファン館の屋上です・・・展望台になっています。

屋上からの展望です。眼下に復元船が係留されているドックが見えます。

ガレオン船「サン・ファン・バウティスタ」と言います・・・もちろん、復元船ですが
※ガレオン船とは、遠洋航海用に16-18世紀にかけて主として ヨーロッパ諸国で使われた複層甲板の大型帆船のこと。 特長は、低い船首楼と長い船体で安定性が良いこと。 前方からの風への抵抗が少く喫水が浅いので船速が早く、操船が容易であった。 横帆艤装の典型的な帆船であった。
復元に当たって当時の詳しい資料が無く苦労したそうです。

サン・ファン館自体は、崖に沿って建てられています。
中央の階段を下ると入口です。

入館料は、大人1人700円、障がい者と付添人は無料でした。・・・有難うございます。

受付を通ると慶長使節展示室があります。

その奥には、サン・ファンシアター・・・上映時間20分。

復元船のあるドック棟へは、長いエスカレーターで下っていきます。

ドック棟東ウイングへ。
→投稿「慶長使節船「サン・ファン館」へ(2)」へ続きます。

伊豆沼・内沼のサンクチュアリ

2015年8月5日 伊豆沼のハスを見に行ってきました。

伊豆沼周辺には、3つのサンクチュアリーセンターがあります。
「サンクチュアリ」とは、教会など「神聖な場所」。転じて、野鳥や植物など野生生物の生息できる環境の保全と自然とふれあう場所のことを指しています。

登米市伊豆沼・内沼サンクチュアリーセンターへ。
ここは、登米市が運営する淡水魚館です。

2階からは、伊豆沼が展望できます。

栗原市サンクチュアリセンターつきだて館へ。
ここは、栗原市が運営する昆虫を主にした昆虫館です。

ここは、伊豆沼・内沼に生息する昆虫を、標本や映像などで紹介しています。

2階には望遠鏡が備えられ内沼を観察できます。

宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリーセンターへ。

ここは、今年リニューアルオープンしました。

2階には、食事出来る設備もありました。

望遠鏡が並べられ伊豆沼を観測出来ます。

伊豆沼・内沼のハスの花をアップした投稿はこちらです。
→投稿「伊豆沼・内沼のはすまつり」へ

幽玄洞・石と賢治のミュージアムへ

2015年3月27日 今日から数日は暖かく好天が続くので、ツーリングには最適。久しぶりにタンデムでお出かけ。

一関市近くにある幽玄洞へ。

ここは、岩手県一関市東山町、結構見るところが有りますが・・・
周りの有名な観光名所(中尊寺、厳美渓)に隠れてチョッとマイナー?

受付で入場料金1,000円を払い階段を上がります。
(HPから割引券を印刷して持って行くと800円)

まず最初に幽玄洞展示館が有ります。
化石・幽玄洞の案内図が展示してあります。

展示館の先には、幽玄洞の入口へと続きます。

幽玄洞の中は、狭く急な階段が続きます。

鍾乳石あり、地底湖あり。

あぶくま洞・龍泉洞を経験していた背中の彼は、「あれ、もう出口?」との感想。

小さい鍾乳洞でしたが狭い通路・起伏のある階段良かったですよ。

近くには、宮沢賢治詩碑・猊鼻渓や宮沢賢治が技師として働いていた工場跡があります。
「石と賢治のミュージアム」へ。
ここには、宮沢賢治関連資料や化石・鉱物標本などが展示されています。

入館料は大人300円ですが、障がい者と付添は無料でした。有難うございます。

館内の案内は、職員が付き切りで説明したくれました。重ねて有難うございます。
最初に特徴にある柱が立つ廊下(ぺネタ雲の広場)の突当りに案内されました。

イベント会場(嵐のホール)で15分程のDVDを鑑賞。
賢治と東北砕石工場の関わりについてレクチャー。

TVの下、ステージの上にさりげなく・・・

次に案内されたのは、宮沢賢治の資料展示室(グスコーブドリのまち展示室)。

ブラックライトに照らされて発光する石に感激の彼でした。
続いて、図書館「双思堂文庫」・・・利用者が少ないそうです。地元の方利用しましょう。
最後は鉱物展示室。・・・元、地学部としては懐かしい~

旧東北砕石工場の見学も進められたのですが辞退してしましました。
こんなに時間が係るとは・・・

※宮沢賢治というと、農学校の先生のイメージがあったのですが、
ここ東山町の東北砕石工場技師として働いていました。
愛用のカバンを持ち石灰肥料の宣伝販売をしていたそうです。
このころ、あの有名な『雨ニモマケズ』がかかれています。・・・勉強になりました。

本日の走行距離・燃費です。